2024/03/11 ■災害時給食

 今日は災害時給食の日。救給カレーが出ました。
 救給カレーは、災害が起こったり、調理施設に不具合が起きるなどで給食調理ができなくなったときに、緊急に提供できるように市で備蓄されているカレーライスです。レトルトパックの中にご飯とカレーが混ざった状態で入っていて、常温のままでも食べることができます。おいしいといって食べている子が多かったです。
 食べながら市内栄養士の先生方で作られた給食ビデオを視聴しました。東日本大震災や能登半島地震の様子、大地震が起きたときの行動のポイント、3日分の水や食料を用意しておくことの大切さに続き、救給カレーの紹介や一緒についた豚汁がなぜ災害時によく提供されるのかなど食にまつわる話を聞きました。


2024/03/11 ■6年 東日本大震災から学ぶ

3.11 東日本大震災の発災日。全国で、この日を振り返りいつまでも記憶にとどめる行事などが行われました。
 本校6年生は、災害後に市から釜石市にボランティア派遣された市内の元校長先生に来ていただき、話を聞きました。被災者に気を配りながら記録にとどめるために撮影された写真を見せながら、話をしてくださいました。
 津波が押し寄せた時を刻んでいる時計、被災後の辺りの様子、ボランティアで活動する様子やはじめて気づいたこと、自衛隊のみなさんの活躍や心配り、被災しながらボランティア活動をされている地元の方々の話。そんな中で、中学生が部活動の姿で登下校する様子から、悲しみの中に希望が見えたという話も印象的でした。
 そして、小中学生が地域住民も巻き込みながら先頭に立って避難し多くの命を救った「釜石の奇跡」。それは「奇跡」ではなく、「訓練の賜物」であったことや、そのことが能登半島地震にも生かされたことなど、過去の災害を未來に生かしていくことの大切さも学びました。
 元校長先生は、この学習の間、災害についてしっかり学び考えることと共に、進んで発表することもめあてにされました。どんどんと手が上がり、それぞれ考えたことをよく話し学んだ1時間となりました。
 


2024/03/08 ■人権の日

 朝の時間に、今年度最後の人権の日の放送がありました。今回のテーマは「子どもの権利」。世界の人口と子どもの人数などのクイズのあと、世界では、働いている子どもがどれくらいいるかという問題になりました。正解は、10人に1人くらいが、子どもであっても働いているそうです。さらに、その中の半分は、危険な仕事を行っているということです。
 その後、子どもの権利条約について話が進み、安全・安心な中で生きる権利、教育を受ける権利など、具体的な権利条約の内容を学びました。
 低学年にとっては少し難しい内容もありましたが、はじめて知ったことが多く、驚きも大きかったようです。