人は、他者や社会とのかかわりの中で、職業人、家庭人、地域社会の一員等、様々な役割を担いながら生きています。これらの役割は、生涯という時間的な流れの中で変化しつつ積み重なり、つながっていくものでもあります。 また、人は、このような自分の役割を果たして活動すること、つまり「働くこと」を通して、人や社会にかかわることになり、そのかかわり方の違いが「自分らしい生き方」となっていくものです。 1年生では今、進路学習で「はたらく」こと、「職業」について学んでいますが、今日は「人はなんのために働くか」、「自分が経営者側の立場なら、どんな人を採用したいか」を班で話し合いながら、考えました。 どうしても、中学校卒業後の進路を考えがちですが、その先にある「働く」ことを考えるためにも、様々な仕事をイメージだけでとらえるのではなく、深く知ることが大切ではないでしょうか。
守山市勝部にある日本バイリーン株式会社滋賀工場様が不織布を製造されていることは、よく知られていますが、ホームページを拝見させていただくと、世の中の様々な部分で使われていることがよくわかります。 コロナ禍で医療の分野のみならず、製品技術によって世の中を支えていただいているように感じます。 さて、お知らせが遅くなりましたが、その日本バイリーン株式会社様から、美術書や展覧会の図録など21冊の図書を寄贈していただきました。日本画を中心として、なかなか見る機会の少ない貴重な図書も多くあります。 美しい絵画を見ていますと、少し心が和みます。早速、書架にならべてありますので、ぜひ図書室に来て手に取ってみてください。
リニアモーターカーは時速500km、新幹線の約2倍の速さで山梨と東京を約20分、東京と大阪もわずか1時間ほどで結ぶ世界最速の新幹線です。 JR東海は、リニア中央新幹線を令和9年(2027年)に、東京都と名古屋市間で営業運転を開始する方針を発表し、山梨県にあるリニア実験線において実用化レベルでの様々な試験を行っているそうです。 今、2年生の理科では「電流と磁界」の単元で、電磁石について学んでいます。今日の実験では、まっすぐな導線を流れる電流が作る磁界について、方位磁針を置いて確認していました。 リニアではレールに電磁石を並べ、車体に積んだ強力な電磁石との間で、引き合う力、退け合う力を利用して走っていますので、このリニアの原理を実験で学ぶことができますね。