研究によれば、2018年時点で高齢者(65歳以上)の約7人に1人は認知症であり、2025年には、高齢者の5人に1人が認知症になると予測されています。 そのような中、守山市地域包括支援センターから講師に来ていただき、地域で実際に声かけや手助けができるサポーターを養成することを目的に、「認知症みまも-り-隊員」養成講座(「認知症サポーター養成講座」の上級編)を、2年生の各学級を対象に開催していただきました。 お話では、クイズや動画などでわかりやすく説明していただくとともに、認知症について正しい知識を持ち、助け合うことができれば、認知症の人もその家族も穏やかに暮らすことができることについて説明いただきました。 認知症をより身近に感じた人も多かったように思いました。
玉津学区の赤野井町にある守山市指定文化財(史跡)大庄屋諏訪家屋敷(おおじょうやすわけやしき)を御存じでしょうか。玉津小学校出身の生徒は訪れたことがあるかもしれません。 この屋敷は赤野井の土地で代々庄屋職を務めた諏訪家の屋敷ですが、平成26年に市に寄贈され、その後改修工事を経て、平成30年7月より一般公開されています。 建造物としては主屋、書院、庭園、茶室などが特徴的ですが、今回は所蔵されている古文書の中で、関ヶ原合戦の翌日に徳川家康が諏訪氏に下した禁制文書が12月5日から13日まで公開されています。 日本の歴史を大きく動かした出来事が、私たちの住む近くでも起こっていたことを感じ取ることができますので、お勧めいたします。
発達に凸凹がある発達障害については、近年マスコミなどにも取り上げられ、以前に比べ認知は進んでいますが、守山市は一層の理解を市民へ促すために、毎年啓発講座を実施されています。 今日は「思春期から青年期にかけてのメンタルヘルス-家庭・学校・専門職との協同-」と題して、滋賀医科大学の阪上由子特任准教授と、小泉葉月臨床心理士が市民ホール小ホールで講演されました。 学校として特に興味深かったことは、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーと病院の臨床心理士の役割の違いと、その方々と学校・保護者がいかに連携できるかが大切であることを教えていただきました。 来年も実施されるかもしれませんので、また、しっかり学んでいきたいと思います。