例年ですと、市内小中学校の特別支援学級に所属する児童生徒が、日ごろの活動の成果を発表する場として、市民ホールでほたるの子学習発表会を開催しています。 しかし、今年度は開催が見送られたため、校内で保護者や教職員を前に演奏をすることとなり、音楽室で発表しました。 2、3年生は昨年度に自作したウクレレを、1年生はクラシックギターを奏で、「ミッキーマウスマーチ」「茶色の小瓶」「紅蓮華」など何曲も披露しました。 最後には3月で卒業する3人へ、1、2年生からメッセージや贈り物があり、ほのぼのとした感動の場面とともに、卒業を間近に控えた残り少ない時間を大切にしてほしいと思いました。
朝から小雪の舞い散る日でしたが、先日行われた県立高等学校の特色選抜、推薦選抜の発表が行われました。受検者は放課後に学級担任から結果を聞きました。 合否結果はそれぞれあったことと思いますが、残念な結果となった人は、気持ちを切り替えて次の一般選抜に臨んでもらいたいと思います。 今、3年生の技術・家庭科の技術分野では「材料とものづくり」の中で、鋳造技術を使ったキーホルダーを制作しています。 鋳造とは、作りたい形と同じ形の空洞部を持つ型に、溶けた金属を流し込み、それを冷やして固める加工法です。身の回りにあるものとしては、お寺の釣り鐘や、マンホール、自動車のホイールなどがあります。 製作はまず、自分がデザインした「型取りシート」をカッターナイフで丁寧に切り抜き、鋳物固定材に比較的低い温度で溶ける低融合金を溶かして注いでいきます。オリジナルの形ですので、大切に使いたいですね。
本校の特別支援学級は現在5学級ありますが、昨年度と比較し2学級増加しました。そのような中、滋賀県教育委員会および守山市教育委員会から学校訪問を受け、本校の特別支援教育の現状や進め方について、指導をいただく機会を持ちました。 今日の訪問に至るまでに、指導案の作成や教材研究などについても指導を受け、当日を迎えることができました。 今回は市内特別支援学級担任の研修会も兼ねており、授業参観の後に研究協議会を持ったところ、小学校参加者からは、中学校での生徒の成長の大きさに驚いておられました。 県教委の岡田主査からは、特別支援学級の教育課程について説明があり、「生活単元学習」や「自立活動」の具体について、指導をいただきました。ありがとうございました。