早いもので、3年生の卒業からはや三日が過ぎましたが、今朝は滋賀県立高等学校の合格発表が行われました。合格の皆さんおめでとうございます。 「人間万事塞翁が馬」という故事を御存じでしょうか。 その意味は、昔、中国北方の塞(とりで)近くに住む占いの巧みな老人(塞翁さいおう)の馬が、胡の地方に逃げ、人々が気の毒がると、老人は「そのうちに福が来る」と言った。やがて、その馬は胡の駿馬を連れて戻ってきた。 人々が祝うと、今度は「これは不幸の元になるだろう」と言った。すると胡の馬に乗った老人の息子は、落馬して足の骨を折ってしまった。 人々がそれを見舞うと、老人は「これが幸福の基になるだろう」と言った。一年後、胡軍が攻め込んできて戦争となり若者たちはほとんどが戦死した。しかし足を折った老人の息子は、兵役を免れたため、戦死しなくて済んだという故事に基づきます。 今回、残念ながら第一志望校に合格できなかった人もいますが、「人間万事塞翁が馬」の如く、次の進路での飛躍を応援します。
4名のご来賓をお迎えし、第59回卒業証書授与式を本日9時から挙行いたしました。 今年度は保護者については各家庭1名ずつ、1、2年生は教室のモニター越しでの参加となりましたが、YouTubeでのライブ配信も行い、多くの皆さんに見守られて実施することができました。 卒業生205名を代表して茶谷壱俐くんが「旅立ちのことば」の中で、「まだ見ぬ、明るい未来に向かって、自分色の花を咲かせるために歩んでいくことを誓います。」と力強く述べました。 また、式歌「春風の中で」を卒業生が歌い、感動を誘いました。ありがとうございました。 その後、各教室で3年間の歩みをまとめた動画を鑑賞し、学級担任が最後のメッセージを伝えました。
いよいよ明日に迫った第59回卒業証書授与式に向けて、3年生では一昨日から式練習に余念がありません。壇上で卒業証書を受け取る練習や、来賓の皆さんへの作法など、緊張感を持って取り組めました。 そのような中、今日は式練習を2時間で終了し、3時間目は体育館で最後の学年集会を行いました。その中で、「守中あるある」などの楽しい手作り動画をみんなで鑑賞し、笑いの渦が起こりました。 また、今年度末で定年退職する有森学年主任に対して、生徒からサプライズプレゼントがあり、よい思い出ができたようです。 最後は生徒会長、副会長が「明日の卒業式をみんなでしっかり臨んでいきましょう」と力強く結んでくれました。いい卒業式にしましょうね。