2025/07/10 ■6年体育科 着衣泳

 6年生の水泳の最後の授業で水着の上からシャツ、ズボン、靴下を着けての着衣泳を行いました。もし、水難事故に遭遇してしまったときに自分の命を守るための大切な授業です。
 水着で泳ぐことは毎年していますが、服を着て泳ぐと感覚が変わって泳ぎにくいことを子どもたちは、まず最初に感じました。次に海や川や湖にはまった時に助けを待つ方法についての学習を行いました。顔が水面に出続けられるように、空のペットボトルを胸で抱えて仰向けに浮く練習をしました。練習をするうちにみんな浮く感覚をつかんできました。実際の場面では、ペットボトルに限らず、木の板や発泡スチロールなど浮遊物を見つけてそれを抱えなければなりません。この日の練習を実践しなければならない日が来ては困りますが、もしもの時に役立つ手段として覚えておいてほしいと思います。
 子どもたちには、水難事故の怖さについて、事故を防ぐための事について何度となく話をしています。ニュース番組では、毎年夏になると水辺での事故が何軒も報道されています。決して他人ごとだとは思わず、水辺の安全について正しい認識と行動をしてほしいと思います。


2025/07/09 ■2年 国語科 あったらいいな、こんなもの

 2年生の国語科では、「話す」「聞く」の学習をしています。自分が欲しいと思う道具やあったら便利だと思う「ゆめのどうぐ」を自由な発想から考え、班のメンバーへ発表会を行います。そして、発表を聞くメンバーは、発表者に質問や感想を伝えます。それを基に、発表者は自分の考えた「ゆめのどうぐ」に工夫を加えて、もう一度発表をします。この日の2年1組の授業では、2回目の発表会をしていました。
 題材が子どもたちの興味・関心をひきつけ、発表する側も発表を聞く側も「話したい」「聞きたい」というワクワク感をもって取り組めていました。授業の中では、丁寧な言葉遣いや話型、話す内容や順序などについての学習を行い、伝え方について考え、実践する良い機会となっています。
 子どもたちの目を輝かせながら楽しそうに話したり聞いたりする姿が印象的でした。
 


2025/07/08 ■6年社会科 租税教室

 近井税理士会の方にお越しいただき租税教室を行いました。子どもにとって普段あまり触れることがなく、よくわからない税の仕組みについて、生活との関わりや課税の仕組みを、演習を通してわかりやすく学ぶことができました。
 授業開始時、子どもたちの「税」の印象は「よくわからないもの」「怪しげなもの」との答えが多かったです。学習を進める中で、税には50種類ほどあり、安全、安心、便利な生活を作り、支える大切な仕組みであることや、平等ではなく公平であるものということを教えていただきました。
 消費税以外支払ったことがない子どもたちですが、今回の学習で、税が果たしている役割、税についての考え方、そして世の中の仕組みが分かるきっかけとなる授業となりました。