2025/05/07 ■5年理科「植物の発芽と成長」

 温かくなるにつれ、学校の敷地内のあちらこちらが木々の若葉や草花が芽吹き、緑濃くなってきました。5年生の理科では「植物の発芽と成長」の学習をしています。植物の発芽に必要な条件を調べる学習で、この日の授業では、日光、水、土のうち、発芽に必要なものは何かを考え、実験の準備をしていました。
 3つのカップに、?水をしみこませた脱脂綿を敷き種子を入れたもの、?バーミキュライト(養分のない土)を入れて種子を埋め込んだもの、?乾いた脱脂綿の上に種子だけを入れたものを用意し、??は日光が当たらないように覆いをし、?は日当たりのよいところに置いて、数日?1週間程度様子を見ます。そして、???のどれが発芽したかを観察します。
 子どもたちは、実験に先立ち予想を立てました。予想をするには根拠が必要で、これまでの学習や日常生活の経験をもとに考えます。「芽が出る」という現象をたくさん目にしてきている子どもたちが、その時の様子をどう分析して予想を立てるか。子どもの思考力が鍛えられる場面です。
 予想通りの結果となるか。次回の理科の授業を楽しみにしている児童も多いかと思います。


2025/05/02 ■6年 有志による活動

 学校生活が軌道に乗り出している中、委員会活動については、第1回目の委員会が5月12日であるため、その日まで活動がありません。そこで、6年生が毎日の生活に関わりの大きい、休み時間の図書室の開室と給食時の校内放送を有志で行ってくれています。
 休み時間は子どもたちは思い思いの場所で過ごします。読書に興味をもっている子にとっては、休憩時間に図書室が開いているのは、うれしいことだと思います。水・金曜日は学校司書さんが開室してくれていますが、「毎日行ける」「いつでも開いてる」ことに値打ちがあると思います。ましてやこの日のように雨降りだと、図書室を訪れる子も増え、学校生活充実のための貢献度は高いです。
 給食時の放送は、その日の献立や食材の紹介をしてくれたり、音楽を流してくれたりしています。その日の給食について、産地や栄養素、調理の工夫などを放送を通じて知ったうえで食することで、給食も大切な学びの場となっています。
 4月早々からリーダーシップを発揮してくれている6年生たちです。これからも様々な場面での活躍を楽しみにしています。
 


2025/05/01 ■上学年 教科担任制指導

 小学校では、上学年に教科担任制の導入を進めています。専科指導教員(教科担任)を配置することで、教科学習の専門的指導の充実を図ることと、複数の教員が一人ひとりの児童に関わることにより、児童の学習や生活の様子を多角的に評価し指導することをねらいとしています。
 本校では、教務部や担任間の入り授業の他、2人の専科教員が配置されており、専科教員は5、6年生の体育科と4年生の理科を中心に担当しています。
 子どもたちにとって、いろいろな先生から学ぶことが、学ぶことの楽しさや自信につながることを願っています。