2024/04/09 ■6年 外国語の学習

 6年生になり、外国語も専科の先生による学習になります。また、今年はALTがサミー先生に変わりました。
 1時間目の今日は、2人の先生の紹介に続き、日本を訪れる外国の人の人数や6年生の1時間で学ぶ外国語の時間数などのクイズを考えながら、外国語の学習では、コミュニケーションを取ろうとする姿勢を大切にしていくことを確認しました。


2024/04/08 ■着任式・入学式

 本年度、中洲小に来られた先生方を迎える着任式をしました。教頭先生を始め3人の先生方から、中洲小の感想や得意なことなど話を聞きました。
 その後の入学式では、全校児童、保護者、来賓の皆様の出席の中、25人の新入生を迎えました。担任の先生から名前を呼ばれ、しっかりと返事ができました。
 校長先生からは、「な」「か」「す」からはじまるめあての中から、とくに「な」かよくを頑張りましょう。そして、元気よくあいさつしましょうと話がありました。
 明日からは、上の学年の人たちと一緒に登校です。いよいよ小学校の生活のスタートです。


2024/04/08 ■教科書を配布しました

 本日、新しい教科書を配布しました。
 この教科書は無償です。教科書が無償になった背景には、多くの人の涙と努力、そして「何とかしたい」という熱い思いによる運動があったからなのです。
 1961年(昭和36年)、高知県でこの運動が始まりました。当時、教科者は有償で、学校に行くためには教科書を買わなければなりませんでした。しかし、経済的に苦しい家の子どもは、教科書を買うことができず、教科書のない状態で学校に行かなければなりません。小学校・中学校は義務教育であり、大人は子どもに教育を受けさせる義務があり、日本国憲法に記されています。けれど、経済的な理由で教科書を買えない家の子どもは、学校に行っても満足に教育を受けられないという事実がありました。この問題は、日本全国で起こっていました。
 教育が受けられない状態を何とか変えたいと親たちが立ち上がりました。特に被差別部落の親たちは「子どもたちにしっかりと教育を受けさせたい」と強く願っていました。憲法を学習し、市役所や県庁などへ行ってよくなるように改めてもらうように伝えました。こうして生まれた運動は、全国へと広がりました。
 1963年(昭和38年)「義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律」が成立し、教科書無償化が全国的に実現したのです。
 現在、当たり前のように手にしている教科書の歴史には、多くの人の熱い思いや取り組みがあり、その恩恵を今の私たちがうけているのです。新たなスタートである今、ご家庭でも一度考えてみてください。