きょう(9月29日)は中秋の名月です。中秋の名月とは、太陰太陽暦(明治5年まで日本で使われていた暦)の8月15日の夜に見える月のことで、「芋名月(いもめいげつ)」と呼ばれることもあります。中秋の名月は暦の関係で必ずしも満月になるとは限りませんが、今年は満月で迎えることになります。満月での中秋の名月は2021年、2022年に続き3年連続となりますが、この先はしばらくなく、次は7年後の2030年だそうです。 中秋の名月にちなんで今日の給食は、「お月見献立」で、ごはん、牛乳、厚揚げの田楽、里いもの煮物、月見汁、月見だんごでした。月見汁には、丸い月に見立てたうずら卵が入っていました。 中秋の名月には、ススキと収穫した里いもや栗、月に見立てた団子などをお月様にお供えします。秋にたくさんの食べ物を収穫できたことに感謝の気持ちを表したのが、お月見の行事です。お月様にお供えした後の月見団子を食べることで、健康と幸せを得ることができると考えられています。健康と幸せを願って、よくかんで残さずいただくことができましたか。また、「食育コーナー」には、中秋の名月をちなんだススキやダンゴゲームなどが設置されていて、たくさんの子がゲームに挑戦していました。 |