2025/01/15 ■6年 東日本大震災復興支援活動から学ぼう

 先週、今週と6年生の教室に守山市教育委員会の小川先生に来ていただき、東日本大震災後のボランティア活動時に見聞きした様子について、子どもたちに語っていただきました。スライドを使用した、地震や津波の被害の様子や被災した方々の心情、ボランティア活動や復興支援活動の様子などのお話に、子どもたちは真剣に耳を傾けました。
 最後に「釜石の奇跡」に触れ、校内にいた児童・生徒が無事に避難できたのは、奇跡ではなく訓練の賜物だと話を締めくくりました。
 地震の頻度が増す日本。私たちにとっても他人ごとではありません。3学期の避難訓練にどんな気持ちで取り組むか。6年生の姿に期待しています。


2025/01/14 ■図書館の特設コーナー

 2学期、学校図書館に「成瀬は天下を取りにいく」「成瀬は信じた道をいく」の特設コーナーを設けたことは、学校だよりなどでお知らせしていましたが、今回、「成瀬は天下を取りにいく」のコミック本を追加しました。このシリーズ本を読みたい児童の中には、活字(漢字)が多くて読むのが大変と感じている子もおり(もともとが中高生にお薦めの本なので)、そのような子たちにも本の内容を知ってもらうために、コミック本を設置しました。
 コミック本は、原作を編集、作画したものです。原作、編集、作画ともに滋賀県在住の方が担当しており、特に作画を担当されている小畠泪さんは守山在住の女性の方です。ここにも親近感を感じます。
 先日、中学生への将来なりたい職業アンケートの結果が公表され、女子中学生の第1位が「イラストレーター」でした。女の子のあこがれの職業としても、このコミック本は魅力を感じるものかもしれません。興味のある児童の皆さんは、図書室へ読みに来てください。
 ちなみに、「成瀬」シリーズは、今年、三作目が刊行され、完結するそうです。


2025/01/10 ■日本文化としてのお正月

 3学期第1週が終わりました。冬休み気分もそろそろリセットされたかなと思います。1週目は、冬休みの振り返りも行いながらの3学期スタートとなりました。1年生の教室を覗くと、お雑煮やおせち料理、年賀状など正月行事についての経験を出し合っていました。この話をもとにフルーツバスケットならぬ、お正月バスケットのレクレーションにつなげる計画です。
 そして、今日の給食は、お正月献立でした。おせち料理に入っている「さわら」と「たたきごぼう」がおかずとして出てきました。給食時の放送で「さわら」は出世魚で、立派に成長するようにとの願いが込められていること、「たたきごぼう」は、ごぼうが土の中に長く根を張って成長することから、その土地に長く暮らせますようにとの願いが込められていることを子どもたちに説明しました。料理に込められた思いを知ると、味わいも変わってきます。おせち料理に込められた思いの一端を知る機会となりました。