2025/10/31 ■芸術の秋

 スポーツの秋の運動会が終わると、次は、芸術の秋への取り組みが始まります。この日も、絵を描いたり、色を塗った紙を張り付けたり、のこぎりで板を切ったりと、頭で練った構想を形に表していっていました。
 作品作りが好きな児童は多く、時には頭をひねり、、時には夢中になって制作に取り掛かっていました。素敵な作品が校内に並ぶのを楽しみにしています。


2025/10/30 ■教育実習 5年算数科 割合

 5年生の算数科では、割合の学習をしています。この日は、教育実習生が単元のはじめの時間を行いました。
 まずは、「2つのゴムのどちらが良く伸びているか」と「去年と比べてオレンジとみかんはどちらが高くなっているか」を、一方を1と見た時にもう一方が何倍になっているかを考え、これまでの算数科で学習した内容を確認しました。
 次に、2人のじゃんけんの勝敗数を表や数直線に表し、どちらの成績が良いかを考えました。
 そして、最後にじゃんけんの勝った割合(勝率という言葉を使っている児童もいました)を式に書いて計算して求めました。
 多くの先生たちが参観する中でしたが、子どもも教育実習生も落ち着いた様子で、実習生さんの柔らかいしみいるような話口調に、子どもたちは集中して授業を受けていました。
 この割合の単元は生活との結びつきが強く、子どもには興味をもちやすい内容かと思います。私が小学生でこの学習をした時には、プロ野球の順位表の勝率や打率などの出し方と結びつけることができ、楽しかったのを覚えています。そこから発展して防御率や規定打数の求め方も調べたことを覚えています。
 生活の中で使えたり、やってみたい、もっと知りたいと好奇心をくすぐる学習になることが大切だと感じています。
 


2025/10/29 ■成瀬シリーズ最新作

 昨年度の2学期以降、図書館利用の活性化の手立ての一つとして、昨年度の本屋大賞を受賞した大津が舞台の小説「成瀬は天下を取りに行く」と続編「成瀬は信じた道をいく」を取り上げました。図書館にコーナーを作って児童に紹介したり、主人公成瀬あかりの交通安全ポスターを掲示したりしています。始業式や終業式でも取り上げ、学校のちょっとした話題になりました。コミック本も図書館に置き、小説を読むのには少し難しさのある下学年にも話の内容が分かるようにしました。そして、児童には、完結編として続編が出るという情報を流していました。
 先日、学校に送られてくる書類に目を通していると、「滋賀まるごと読書フェア」の案内チラシがあり、成瀬シリーズ作者宮島未奈さんのトークイベントが書かれていました。そこに「シリーズ堂々完結 12/1発売予定」という文字を見つけました。
 ついに成瀬シリーズの続編「成瀬は都を駆け抜ける」が登場です。児童のみなさんの中にも楽しみにしていた人があるかもしれません。是非、学校図書館にも並べたいと思います。
 ちなみに「滋賀まるごと読書フェア」は、10月24日にメール配信しています。宮島未奈さんのトークイベントはについては残念ながら中学生以上が対象ですが、ミシガン船上での特別な読書イベントです。興味のある人は親子で申し込みをしてください。