市体育祭が中止になり、５・６年生の記録を各校で計測し、今年度の記録として市でまとめることになりました。この日、本校の５・６年生は、明冨中学校の運動場をお借りし、１００ｍ走と代表リレーの記録会を行いました。
　準備運動後に、まず、１００ｍ走の記録測定を行いました。本校の運動場では、運動場を斜めに１００ｍの直線コースがぎりぎりとれるかどうかという中で、数日間、１００ｍを走り切る練習をしてきました。中学校の運動場は広く、ゴール後も十分に走り抜けるだけの余裕もありました。
　続いて、代表リレーです。男女別に、それぞれ学校代表リレーと学級代表リレーの選手４人ずつでの４００ｍリレーです。中洲小では、グランドの関係で一人８０ｍでのリレーとなっていますが、いつもより長いコースでも、しっかりと走り切りバトンをつないでいきました。
　６年生のソフトボール投げや走り幅跳び、走高跳びなどの個人種目は、運動会後に中洲小の運動で行う予定です。

　市内全小学校の５年生が体験する文化芸術体験を本校で行なっていただきました。本校の５年生は、県立陶芸の森や滋賀次世代文化芸術センターの方々にお世話になり、「世界にひとつだけ、オリジナル土面づくり」に取組みました。
　はじめに、陶芸の森の陶芸家の方からパプアニューギニアに行かれた体験やそこで使われている土面について話を聞きました。実物を前に、生活や祭りなどの様子を知り、文化を感じながら土面に込められた思いも知ることができました。
　その後、粘土を伸ばしたり口や目などを付け加えたりしながら土面の形をつくっていきました。表面に模様をつけたり、穴をあけてみたりと思い思いの表現で形作りを楽しみました。持ってきた木の実や葉っぱなどを使って模様をつけていく子もいました。最後に色を付けて出来上がりです。
　この後、よく乾かしてから窯で焼いていただきます。仕上がると少し色も変わるようです。焼きあがった作品が届く日が楽しみです。

　お話を絵にするコンクールに向けて、各学年で作品作りが進んでいます。２年生は、「カメレオンのかきごおりや」の本を読んで、好きな場面について想像し、「スクラッチ」という技法を使って絵に表す活動をしています。
　スクラッチは、あらかじめ紙に色々な色をつけておき、その上にアクリル絵の具を全面に塗ります。絵の具が乾いてから、串など先のとがったものでひっかくとアクリル絵の具がはがれて、下から初めに塗った色が現れるという技法です。
　カメレオンにちなんでカラフルな色を塗り、真黒なアクリル絵の具を塗り重ねた紙に、この日、いよいよ絵を描いていく活動をしました。串でひっかくと真っ暗な世界に色とりどりの線が浮かび上がってきました。いろいろな形を描いたり、たくさんひっかいて明るい所を作ったりと、それぞれの想像の世界を画面いっぱいに表現していきました。
　出来上がった作品が廊下に並ぶ日が楽しみです。