地震から火災が起きと時のことを想定したrの避難訓練をしました。以下は、その時の講話です。
今日は、学校で地震の後に火災が起こった場合に、教室や廊下・階段の安全を確認したあと、先生の指示にしたがって、すばやく、しずかに運動場まで避難できるように練習をしました。 始業式でもふれましたが、このお正月に石川県を中心に大きな地震が発生した時も、火災が起きている様子をテレビで見た人も多いでしょう。
では、今回の避難訓練では、改めて4つの約束事を再確認します。地震や火事によって避難するときの合言葉です。
「お」は・・・おさない 「は」は・・・はしらない 「し」は・・・しゃべらない 「も」は・・・もどらない
ところで32万3000人、この人数はなんだと思いますか。 これは、南海トラフ巨大地震が襲ってきた場合の死者・行方不明者の最大予想人数です。守山市の全人口の約4倍です。 残念ながら、その巨大地震が、この30年以内にやってくる可能性が高いと言われています。この予想があたると、みなさんは、確実にその巨大地震に出会うと思われます。地震は、建物や道路の破壊、火事、大津波など、多くの災害を一緒に引き起こします。 そのときに、自分や仲間が助かるかどうかは、いかに避難訓練をまじめにやっていたか、普段から防災について気にしていたかにつきると思います。だから、毎月のように地域でも防災訓練が行われているのです。
お正月にもう一つ大きな事故がありましたね。飛行機同士がぶつかって大きく燃え上がるシーンをニュースで見た人も多いのではないですか。残念ながら、海上保安庁の飛行機に乗っておられた方5名は亡くなられましたが、民間の飛行機に乗っておられた379名の方は全員無事でした。奇跡だともいわれていますよね。ただ、それには、客室乗務員の方々の普段からこういった時のための訓練をしっかりされていたからだとも言われています。ですから、いかにこの避難訓練が大切であるか、改めて考えてください。そして、万が一の時に備えてください。
必ずみなさんは、大きな地震に逢います。大切なのは気持ちを集中して、何事にも『自分のいのちは自分で守る』という思いをしっかり持つことです。それは、毎日の生活でもあてはまります。交通安全、不注意からけがをしたり、けがをさせたりしない、このことをいっそう努力していけば、大きな地震が起きた時も冷静に判断して生き残ることができます。しっかり覚えておきましょう。
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