卵を産ませるじゅんび
産卵用飼育箱の用意
 5月中旬からホタルの成虫が生まれてきます。それまでに産卵用の飼育箱を用意します。

・木枠に洗ったコケを敷き詰めトレイに置き飼育箱に入れます。
・エアーポンプをそれぞれのトレイに設置します。
・止まり木などを中に入れて、水槽の上を網で囲います。
・ ホタルが生まれたらこの飼育箱に移します。

ホタルは湿ったコケの上に卵を生みます。
産卵用のコケと蛹化装置に毎日、霧吹きをします。
コケはしっかり洗って土などを取っておかないと、下のトレイに落ちて、生まれてきた幼虫と見分けるのに苦労します。
また、コケについているイトミミズがホタルのエサ(小さいカワニナ)を横取りして爆発的に増えてしまいます。

コケの代わりにガーゼでもよいそうです。ガーゼの方が卵の観察などがしやすそうです。

また、トレイは水槽に3つ入りますが、産卵場所を限定させるため数を減らしてもよかったかもしれません。その方が生まれた幼虫を集めるときに手間が減ります。