水をきれいにする魚たち Part1


オイカワ コイ科

食べ物
昆虫なども食べる雑食性だが、石についている川などで育つケイソウと言う植物を多く食べる。また、汚い水中の細菌なども食べる。
特長
体の模様は横じまで、口は小さい。尻びれは大きく、側線がさがっている。川の中流、下流の平瀬、琵琶湖の表層近くによくいる。産卵は、平瀬で行い、顔に追い星と言う、つぶつぶをつくる。稚魚は、川の勢いに負けて、下流や、琵琶湖まで流されてしまう。
捕まえ方
瀬の石の下によくひそみ、手でさぐると、つかまえやすい。釣りでは、一本釣りが、てきしている。うき下を、30〜50cm,えさは、黒川虫や、サシ虫などを、平瀬の横に流すとよく釣れる。

ドジョウ ドジョウ科

食べ物
ソウ類の分解物や、魚の死がいの分解物を、泥といっしょに吸い込み、食べているのです。
生活の仕方
水田、用水路、水みぞ、小川、池、下流や、たまに泥の下にもぐるときもある。いたっておとなしい魚です。
捕まえ方
水草、泥底の石のかげを網ですくう。
その他
泥のなかにわ酸素が少なく、どじょうはえら呼吸以外の呼吸が多いらしい。それは、空気を吸い込んで、腸で酸素を吸収する奇妙な呼吸法です。
食べ方
みそ汁や、蒲焼にもてきしているが、「柳川鍋」が、とてもおいしいそうです。
参考資料;「滋賀の魚・図鑑ハンドブック」(新学社発行)
滋賀県中学校教育研究会理科部会編