2021/06/23 ■6年生 埋蔵文化財センター見学

 6年生は、今、社会科の学習で弥生時代から古墳時代にかけての内容を学習しています。それに合わせて、地域にある埋蔵文化財センターを訪れ、詳しい話を聞かせていただきました。
 センターでは、所長さんが話をしてくださいました。守山市内の遺跡の発掘調査の成果などを基に、縄文時代から順に、当時の生活の様子を教えていただきました。狩猟を主にしていた縄文時代からお米作りが始まった弥生時代になると、貧富の差が出始め、お米をめぐって争いごとが起きていたこと、当時から東海地方や中国地方の地域と交流があったことなど、出土した土器や石器、濠や建物の遺跡等から分ってきたことを詳しく話してくださいました。
 また、中洲学区にある服部遺跡の発見が、当時の中洲小5年生が野洲川改修の工事場所で土器のかけらを見付けたことがきっかけになったことを知り、驚いていました。
 その後、収蔵庫を見せていただきました。市内の遺跡から出土した土器を組み合わせ修復したものや、修復前のものなど、おびただしい数の資料がそれぞれケースに収納され、整然と保管されている様子は驚きでした。木器の収蔵庫では、すきやくわ、高床式の建物にかけられたであろう木製のはしごなど、大切に保管されてました。守山では野洲川の豊富な地下水のおかげで、2000年以上の前の木製品が状態がよいまま保存されていたそうです。
 最後に、出土した土器の修復作業の様子を見学させていただきました。かけらとかけらをつなぎ合わせ、見つからない部分は他の材料で補い、見事に元の姿に戻っていく様子を知ることができました。


2021/06/21 ■5年生 出前授業

 総合学習の中で、野洲川土地改良区(水土里ネット野洲川下流)の方に、出前授業をしていただきました。
 野洲川下流一帯では、約40年前の野洲川の河川改修に合わせて、びわ湖からそれぞれの田に送水する仕組みが整備され、1つ1つの田を広げる区画整理も進められました。水土里ネット野洲川下流は、これらの仕事に携わっておられます。
 出前授業では、お米作りを進める上で大切なことを確認し、びわ湖の水を地域一帯に送る揚水機場の様子、水を送っている地域の範囲、また土地改良について説明していただきました。揚水機場では、4台の大型ポンプが動いていて、1秒間に7.3立方メートルもの水が送られているそうです。地域の田には、それぞれバルブが設置してあります。このバルブを回すと、勢いよく水が出て、田を潤してくれる仕組みになっていますが、揚水機場からびわ湖の水が送られてきていることを学びました。
 学習の最後に、説明していただいた中から問題を出していただき、答えをグループで相談しながら学習のまとめをしました。
 例年は、実際に揚水機場などの見学に行っていますが、今年は移動手段の目処が立たず、水土里ネットの方による授業は、この日の1回で終わりとなります。


2021/06/18 ■1・2年生 お話会

 市立図書館から来ていただき、お話をしてくださいました。今日の「ぺちゃんこスタンレー」の話の一部です。スタンレーは、朝起きると、掲示板の下敷きになりぺちゃんこになっていました。ペラペラなので、排水溝に入れてみたり、凧になって自由に空を飛んでみたり、封筒に入れてもらって旅してみたり。両親も、スタンレーがぺちゃんこになったことにポジティブです。話の最後では、「どうやってスタンレーは元にもどれたと思う?」と問いかけられ、子どもたちは「体に空気をたくさん入れてもらってふくらませてもらった」や「たくさん食べた」など、思い思いに想像し答えを返していました。答えは秘密。本を読んで答えを見つけてみることになりました。
 この他にも「このあいだになにがあった」や「わゴムは どのくらい のびるかしら」などお話をしてくださいました。お話とお話をトークや質問でつなぎ、次のお話への興味がうんと高まりました。今回も図書館の方にお世話になりました。ありがとうございました。