１年生の国語で、説明文を使った学習を進めてきました。海の中には、砂の中に身を隠す生き物や周りの色に合わせて体を変色させる生き物、海藻を体にくっつけて海藻に変身してしまう生き物など、身を隠すことが得意な生き物がいます。こうした生き物の身の隠し方を文章を読みながら学習してきました。
　その後、他にも上手に身を隠す生き物がないか本を読んで調べ、一人ずつ気に入った生き物についてどんな場所でどのように身を隠すのかまとめていきました。
　１年生の廊下には、市立図書館や学校司書の方に協力していただき、身を隠すことが得意な生き物を紹介する本コーナーを作っています。子どもたちは、ここから本を選んで調べました。また、出来上がった紹介プリントが廊下に掲示されています。

　緊急事態宣言解除を受け、運動会に向けた練習が本格的になってきました。１・２年生は、「にこにこ　元気！」のテーマで集団演技を発表します。
　「マスカット」という曲に合わせて手をふったりおしりをふったり、かわいい振付でノリノリでダンスする子が増えてきました。この日の体育館での練習では、２年生数人が前に出て、みんなのダンスの様子を見て、順にアドバイスをしていました。「手をふるところをもっと大きくした方がいいです」や「腕をしっかり伸ばした方がかっこいいです」など、気を付けるといいところを伝えていました。
　これまでは、先生から振付や場所移動の仕方を教えてもらっていましたが、低学年でも子どもたち同士でポイントを見付けたり教え合ったりできることに感心しました。

　国語科での校内研究として、３年生の学習を校内の先生が参観しました。
　３年生では、「もっとみんながなかよくなるために」をテーマに、仲良くなるための遊びを決めて行う予定です。まず、その遊びを班ごとに決めることにしました。この目的はもちろん、時間や場所などの条件を考えて、事前に考えておいた遊びの候補から１つに絞る話し合いをしました。
　この学習では、司会や記録、時間などの役割を決めて、目的にあった話し合いを進めることがねらいです。司会の子は「そろそろ反対意見はありませんか」や「数が多いので、少し減らしていきましょう」など、話し合いの流れの中で１つにしぼっていけるように進行していきました。記録の子は、賛成意見や反対意見をそれぞれマークで表し、どの遊びに賛成が多いか分かりやすく記録する子もいました。また、時間係の子は、「あと３分です。そろそろ１つに絞らないと。」と話し合いを急ぐ必要を伝えたりもしました。２つの班は、時間内に１つに決定できなかったので、次の時間の初めに１つに絞り、全体の意見をまとめてプログラムを作っていきます。
　研究会では、子どもたちの姿から、良かった点や改善点などを出し合い、１年を通して関わってくださる県総合教育センターの先生から助言をいただきました。