2022/11/17 ■6年 修学旅行 その5

 原爆の子の像の前で平和セレモニーを行い、黙祷や「生きる」の詩の朗読、献鶴などを行い、平和記念資料館を見学しました。
 資料館の中には、当時の様子がわかる写真や絵、被爆された方々の遺品など多数の展示があり、進むごとに驚きが続きました。今日のボランティアガイドさんや語り部さんの話をより詳しくすることができました。
 資料館を出ると辺りはすっかり暗くなっていました。バスで宿泊先のホテルに向かいます。


2022/11/17 ■6年 修学旅行 その4

 平和公園内にある広島原爆死没者追悼祈念館で、原爆を体験された語りべさんのお話を聞きました。
 話をしてくださった山本さんが国民学校1年の夏に、原爆が投下されました。戦争が進み、学徒動員や疎開等が進み、物資がなくなっていく状況の中、爆心地から4kmほど離れた小学校の校庭で8月6日の原爆を目撃されました。とても大きな熱球が見えたそうです。爆風で、学校の校舎はずいぶん壊れ、家に帰っても大きな被害が出ていたそうです。
 その後は、実家の町に爆心地方向から絶え間なく逃げてくる人が続くのですが、薬もなく、水を欲しがる人に飲ませようにも火傷や怪我がひどく飲ませられないなど、助けようにも助けられない状況の中、どんどん人が亡くなっていく様子などお聞きしました。さらに、あまりにも多い犠牲者で、きちんと埋葬することが難しかったこと、名前も住所も家族も不明な人が多数であったことなど話が続きました。
 原爆から幾年かが過ぎ、生き残った人の中には、被爆者ということで差別を受け、自ら命を絶ってしまわれたという友達の話もあり、事前の学習では到底学べなかった話をお聞きすることができました。
 話の後もしばらく会場がシーンとなり、子どもたちは、体験者の方の言葉の重さを受け止めていたようです。絶対に戦争はいけん、命は大事、戦争は絶対にしちゃいけん、平和を守るんやで、と繰り返し繰り返し話されたのが印象的でした。
 


2022/11/17 ■6年 修学旅行 その3

 平和公園に着きました。
 ボランティアガイドさんと出会い平和学習がスタートしました。
 原爆ドームの説明、爆心地や周辺の被害の様子、平和を願う数々のモニュメントなど、それぞれの場所で当時の写真などの資料も見せていただき、原爆が投下された前後の状況を詳しく学びました。