新型コロナ感染が急拡大しているため、校長室と各教室とをオンラインでつないで終業式を行いました。
　校長先生からは、１学期の生活を振り返って話がありました。１年生には入学式でがんばりましょうと話があった「あいさつ」と「あったかことば」によく取り組めましたと話がありました。
　２年生以上には、１学期の始業式にあった「一人ひとりの考えや感じ方のちがいを大切にしながら学習しよう」について、アンケート結果から、進んで発表している人が多かった半面、自分たちで意見を比べたり整理したり、課題を深めたりすることはもう少しだったので、２学期に続けていきましょうと話がありました。
　その後、生徒指導担当の先生から、ゲームやスマホなどの時間や約束を中心に話がありました。児童代表の話では、「夏休み中に読書をがんばる。普段、興味のない本も、一度読んでみると新しい発見や興味がわいたりすることがあるので、普段はできないことをするとよいと思う」など、１学期の振り返りや夏休みのめあてなどについて学年毎に発表しました。

　社会科で奈良時代の学習も終え、実際に奈良に行って学習を深めました。
　東大寺の大仏では、実際に見るとその大きさに驚きました。しおりの問題を解きながら正倉院、二月堂、三月堂、若草山への向かいました。校倉造やお水取りで有名な回廊を見学していきました。途中、たくさんの鹿に出会い、追いかけられて困る場面もありました。また、雨が降る時間もありましたが、若草山に着くことには雨が上がり、子どもたちが楽しみにしていた若草山で昼食もとれました。
　午後は平城宮跡へ移動し、復元された遣唐使船や平城宮の復元模型や出土品、当時の生活の様子の展示などを見学しました。

　１１月に予定している文化庁事業のパントマイムの学校公演を前に、事前ワークショップを行いました。本公演を前にパントマイムとはどういうものかなど知るためにおこなわれ、３年生、４年生がそれぞれ１時間ずつ体験しました。
　はじめに、簡単なパントマイムを披露していただき、次に体験がはじまりました。役者さんの動きをまねしたり、子ども同士が２人組になって、相手の動きをまねしたりしました。最後は、拍手リレーでした。みんなで輪をつくり、スタートの人から順に拍手をリレーのようにつないで、できるだけ早く回すものです。４年生では、１回目から途切れることなく早く回すことができ、役者の方が団結力のよさに驚いておられました。
　１１月の本公演では、はだかの王様の公演をしてくださいます。よく知っている物語ですが、無音で物語を伝えるとどのようになるのか楽しみです。全校で鑑賞する予定です。