2024/01/16 ■6年 夢プロジェクト

陸上競技棒高跳びのオリンピアン我孫子智美選手に来ていただきました。
国内大会における本物の金メダルを実際に首に欠けさせていただいたり、ポールを手にその跳躍のすごさに驚いたりと、やっぱる本物との出会いは子どもたちにとって、感動と希望を与えるのだなぁと思いました。寒い中でしたが、熱い我孫子選手の思いに触れ、小さな目標を積み重ねることが、夢の実現に結び付くこと、自分で決めて自分で全力で行動することの大切さなど、自らの経験から夢をつかむまでの道のりをお話しいただきました。今、隣に座っている友だちが、また、自分がオリンピアンになるかもしれませんね。

2024/01/12 ■避難訓練

地震から火災が起きと時のことを想定したrの避難訓練をしました。以下は、その時の講話です。

今日は、学校で地震の後に火災が起こった場合に、教室や廊下・階段の安全を確認したあと、先生の指示にしたがって、すばやく、しずかに運動場まで避難できるように練習をしました。
始業式でもふれましたが、このお正月に石川県を中心に大きな地震が発生した時も、火災が起きている様子をテレビで見た人も多いでしょう。

では、今回の避難訓練では、改めて4つの約束事を再確認します。地震や火事によって避難するときの合言葉です。

「お」は・・・おさない  「は」は・・・はしらない
「し」は・・・しゃべらない 「も」は・・・もどらない

ところで32万3000人、この人数はなんだと思いますか。
これは、南海トラフ巨大地震が襲ってきた場合の死者・行方不明者の最大予想人数です。守山市の全人口の約4倍です。
残念ながら、その巨大地震が、この30年以内にやってくる可能性が高いと言われています。この予想があたると、みなさんは、確実にその巨大地震に出会うと思われます。地震は、建物や道路の破壊、火事、大津波など、多くの災害を一緒に引き起こします。
そのときに、自分や仲間が助かるかどうかは、いかに避難訓練をまじめにやっていたか、普段から防災について気にしていたかにつきると思います。だから、毎月のように地域でも防災訓練が行われているのです。

お正月にもう一つ大きな事故がありましたね。飛行機同士がぶつかって大きく燃え上がるシーンをニュースで見た人も多いのではないですか。残念ながら、海上保安庁の飛行機に乗っておられた方5名は亡くなられましたが、民間の飛行機に乗っておられた379名の方は全員無事でした。奇跡だともいわれていますよね。ただ、それには、客室乗務員の方々の普段からこういった時のための訓練をしっかりされていたからだとも言われています。ですから、いかにこの避難訓練が大切であるか、改めて考えてください。そして、万が一の時に備えてください。

必ずみなさんは、大きな地震に逢います。大切なのは気持ちを集中して、何事にも『自分のいのちは自分で守る』という思いをしっかり持つことです。それは、毎日の生活でもあてはまります。交通安全、不注意からけがをしたり、けがをさせたりしない、このことをいっそう努力していけば、大きな地震が起きた時も冷静に判断して生き残ることができます。しっかり覚えておきましょう。

2024/01/09 ■第3学期 始業式

新しい年の始まりにあたって、子どもたちに伝えたいことを、お話ししました。内容は、以下の通りです。その後、学年代表の児童から、新年の抱負を述べてもらいました。
今年もよろしくお願いします。

よしみっ子のみなさん、あけましておめでとうございます。いよいよ3学期が始まりました。
お話のはじめに、元日に「令和6年能登半島地震」において、たくさんの方々が被害に合われました。みなさんも怖い思いをした人もたくさんいるのではないでしょうか。
ただ残念なことに、多くの方が亡くなられ、また、今も行方不明の人をはじめ、余震におびえながら避難所での暮らしを余儀なくされている方が大勢おられます。亡くなられた方には謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災されたすべ他の方にお見舞い申し上げます。そして、1日も早い復旧を願うばかりです。
わたしたちも、今後は何か、自分たちにできること取り組めるといいですね。
いつ何時、こうしている間にも同じような地震が起こってもおかしくありません。万一の時の備えはできていますか。今週は避難訓練もあります。お家でも、万一の時の備えを、家族のみんなと改めて確認しておきましょう。

そんな年末年始ですが、どんなすごしかたをしましたか。親せきのお家に出かけた人もいれば逆に親せきがお家に来てくれた人、紅白歌合戦を見た人もいれば、初詣に出かけた人もいるかもしれませんね。そして校長トナカイからの3日間のプレゼントは有意義に使えましたか。いろんなことのあった冬休みだったことと思います。またクラスでそんな思い出をお話ししてください。

さて、今年は何年ですか、1、2年生のみなさん教えてください。せーの そう辰年です。辰年は、努力してきたことが実る年といわれています。吉身っ子のみんなが、これまでがんばってきたことが大きな実を結ぶことを願っています。
ここでクイズです。新年最初の運だめしクイズ!
50 この数字がもつ意味を考えてください。4択です。

@3学期に1から5年生が登校する残り日数  
A100÷2の答え
B1,2,3年生の運動会のかけっこの距離
C令和6年度の吉身小学校の年齢

さて、正解は、実は全部正解です。
4年生のみなさん、Aのわり算 答えられましたか。
6年生のみなさん。@の答えも正解なので、みなさんは、もっと登校する日が少なくなります。全校のみんなより4日少なく残り46日しかありません。
1から5年生のみなさん ➃の答えにもあったように吉身小は今年50周年を迎えます。どんな1年になるのか楽しみですね。

さて、この中で、もう一度@を見てください。みなさんが学校に来るのは残り50日しかないのです。今日はその残りわずかな3学期についてお話します。

百人一首って知っていますか。お正月に遊んだ人もいるのかな。最近はゲームばかりで、あまり遊ぶ人も少ないかな。昔はよくカルタと同じように遊びました。坊主めくりなら、したことがある人もいるかもしれませんね。100人の昔の人たちの短歌という歌がおさめられています。

5年生この句は誰の句かわかりますか。【めぐりあいて みしやそれとも わかぬまに くもがくれにし よはのつきかな】
ヒントはこちらです。今年の大河ドラマで、吉高由里子さんが演じます紫式部です。5,6年生は学習でも出てきます。注目してみてください。滋賀県にもゆかりのある紫式部に今年注目したいですね。

この歌の意味は、久しぶりにあなたに会えたと思ったら、もういない。まるで、雲に隠れた月のようですね。という意味の句です。

3学期はお別れのシーズンでもあります。今までお世話になった6年生とのお別れがあります。6年生のみなさんは、この句のように出会ってすぐサヨナラとならないように、別れてもいつまでもよき友だちであってほしいし、そして在校生にとってよき先輩・卒業生であってほしいです。

5年生のみなさん、みなさんはこの50日の間に、6年生から吉身小学校の最高学年としてのバトンをしっかりと受け取らなければなりません。
6年生にあって5年生にないこと。なにでしょう。それは学校の顔となることです。そして歴史を作っていくことです。それだけいろんな責任がついてくるのです。

そのためには、2学期の最後にお話しした、「その先を読む」ことです。こんなことして相手はどう思うかな。そんな思いをもって行動すると、この句とは逆にいつまでも会っていたいなと思える友だちがきっとたくさん増えていきます。


昔から「1月は行く2月は逃げる3月はさる」と言われ、あっという間に過ぎてしまいます。1日1日を大切に使ってほしいです。

最後に6年生、たった46日しかない日々を、意義のある毎日にしてほしいです。そして胸を張って卒業できること、期待しています。

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